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NY市場サマリー(3日)米国株が連日の最高値、ドル下落、利回り曲線スティープ化

ロイター / 2021年11月4日 6時40分

[3日 ロイター] -

<為替>  ニューヨーク外為市場ではドルが下落。米連邦準備理事会(FRB)は3日までに開催した米連邦公開市場委員会(FOMC)で、テーパリング(量的緩和の縮小)の月内開始を決定した。同時に、インフレ高進は「一過性」という判断を維持し、速いペースでの利上げが必要となる公算は小さいという認識を示した。

FRBは11月から国債の買い入れを月額100億ドル、住宅ローン担保証券(MBS)を50億ドル縮小する。

終盤の取引で、主要通貨に対するドル指数は0.045%安の94.068。

FRBの発表直後のドル売りについて、シリコン・バレー・バンクのチーフ通貨ストラテジスト、スコット・ペトルスカ氏は「FOMCに向けて過度にドルロングとなっていた」とし、利食い売りの可能性が高いと指摘した。同時に、比較的高水準にある米債利回りや逃避買い、さらにFRBがインフレ高進について、当初予想されていたほど一過性でない可能性を一部認めていることが、ドルを第4・四半期に支援する見通しとした。

ユーロ/ドルはほぼ変わらずの1.15825ドル。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は3日、来年利上げする可能性は非常に低いとの認識を示した。市場では来年10月にも利上げするとの見方が出ていたが、ラガルド氏の発言を受け、利上げ予想時期は同年12月に後ずれした。

NY外為市場:[USD/J]

<債券> 米金融・債券市場では、米連邦準備理事会(FRB)が予想通りに今月テーパリング(量的緩和の縮小)に着手すると決定すると同時に、インフレ高進は一過性との見方を堅持したことを受け、国債利回りが上昇し、利回り曲線がスティープ化した。

10年債利回は一時1.519%と、2週間半ぶりの水準に低下したが、その後は1.602%まで上昇。終盤の取引では4.2ベーシスポイント(bp)上昇の1.5893%。

2年債利回りは一時3.6bp上昇したが、終盤の取引では0.458%と、上昇幅は1bp未満にとどまった。

FRBはこの日までの2日間の日程で開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、11月にテーパリング(量的緩和の縮小)を開始すると決定。国債の買い入れを月額100億ドル、住宅ローン担保証券(MBS)を50億ドル縮小する。

オックスフォード・エコノミクスのリードアナリスト、ジョン・カバナン氏は、今回の決定は予想通りだったとした上で、「インフレ高進の背景にあるのはおおむね一過性の要因との見方が改めて示されたことは、比較的ハト派的と受け止められた」と述べた。

米金融・債券市場:[US/BJ]

<株式> 米国株式市場は主要株価3指数が上昇し、最高値を更新した。米連邦準備理事会(FRB)は3日までに開催した米連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通り、テーパリング(量的緩和の縮小)を月内に開始すると決定した。

S&P総合500種とナスダック総合は5営業日連続、ダウ工業株30種は4営業日連続で、終値での最高値を更新した。

LPLフィナンシャルのチーフ市場ストラテジスト、ライアン・デトリック氏は「FRBは今回は波風を立てなかった」とし、「FRBがとり得る措置は事前に比較的十分に知らされており、大方の想定通りの発表となった」と述べた。

FRBは、インフレ高進が「一過性」のものとの見方を維持し、速いペースでの利上げは必要ない公算が大きいとの考えも示した。また、パウエル議長は労働市場の状況について、来年半ばには十分な改善が見られ、「最大雇用」が達成されたと見なせる可能性があると指摘した。

この日はS&P500の主要11セクターのうち、一般消費財が1.8%高、素材が1.1%高と好調だった。一方、エネルギーは0.8%下落した。

米国株式市場:[.NJP]

<金先物> ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は市場予想を上回る米雇用関連指標の発表を受けて、続落した。

米民間雇用サービス会社ADPが朝方発表した10月の全米雇用報告によると、非農業部門の民間就業者数(季節調節済み)は、57万1000人増となり、市場予想(40万人増=ロイター調べ)を上回った。これを受けて、週末5日発表の米雇用統計が堅調な内容になるのではないかとの見方が台頭し、安全資産としての金に売り圧力がかかった。ただ、売り一巡後は午後の米連邦公開市場委員会(FOMC)声明発表を控えて様子見ムードが広がり、小幅な値動きとなった。

FOMC声明発表後は幾分下げ幅を縮小した。

NY貴金属:[GOL/XJ]

<米原油先物> ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、原油・石油製品在庫の予想を上回る増加を受け、大幅続落した。

米エネルギー情報局(EIA)が午前に発表した10月29日までの1週間の米原油在庫は前週比330万バレル増と、市場予想(ロイター調査、220万バレル増)を上回る積み増しとなった。一方、ガソリン在庫は150万バレル減(同130万バレル減)、ディスティレート(留出油)在庫は220万バレル増(同140万バレル減)。予想を上回る原油在庫の増加を受けて供給逼迫(ひっぱく)懸念が後退し、日中を通じて売り圧力 が強まった。

4日に予定されている石油輸出機構(OPEC)加盟・非加盟の産油国で構成する「OPECプラス」の会合では、現行の毎月日量40万バレルの増産方針が維持されるもよう。一方、バイデン米大統領はOPECの大幅増産拒否の姿勢が、石油およびガス価格の高騰を招いていると非難している。

NYMEXエネルギー:[CR/USJ]

ドル/円 NY終値 113.98/114.01

始値 113.84

高値 114.21

安値 113.73

ユーロ/ドル NY終値 1.1610/1.1614

始値 1.1590

高値 1.1615

安値 1.1563

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 99*14.50 2.0245%

前営業日終値 100*30.00 1.9580%

10年債(指標銘柄) 17時05分 96*26.00 1.6034%

前営業日終値 97*10.00 1.5470%

5年債(指標銘柄) 17時05分 99*22.00 1.1897%

前営業日終値 99*28.25 1.1490%

2年債(指標銘柄) 17時05分 99*25.63 0.4757%

前営業日終値 99*26.88 0.4560%

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 36157.58 +104.95 +0.29

前営業日終値 36052.63

ナスダック総合 15811.58 +161.98 +1.04

前営業日終値 15649.60

S&P総合500種 4660.57 +29.92 +0.65

前営業日終値 4630.65

COMEX金 12月限 1763.9 ‐25.5

前営業日終値 1789.4

COMEX銀 12月限 2323.1 ‐27.6

前営業日終値 2350.7

北海ブレント 1月限 81.99 ‐2.73

前営業日終値 84.72

米WTI先物 12月限 80.86 ‐3.05

前営業日終値 83.91

CRB商品指数 235.7869 ‐3.4151

前営業日終値 239.2020

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