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南ア、オミクロン株流行で感染第4波=保健相

ロイター / 2021年12月3日 18時7分

12月3日、南アフリカ国立伝染病研究所の幹部ミシェル・グルーム氏は会見し、国内の新型コロナウイルス流行について、オミクロン変異株の出現に伴い新規感染が短期間で「前例のない急増」を記録していると述べた。ケープタウンで8月撮影(2021年 ロイター/Mike Hutchings)

[ケープタウン 3日 ロイター] - 南アフリカのファーラ保健相は3日、国内の新型コロナウイルス感染状況について会見し、オミクロン変異株の流行で第4波に見舞われているとの認識を示した。

南アでは9州のうち7州でオミクロン株が見つかっている。

同相は多数の死者を出さずにオミクロン株を制御できることを期待すると発言。国民に対しワクチン接種を完全に済ませるよう呼び掛けた。

クリスマス期間中にロックダウン(都市封鎖)措置を厳格化しなくても、第4波を乗り切れるとの見方も示した。

南アフリカ国立伝染病研究所の幹部ミシェル・グルーム氏は3日会見し、国内の新型コロナウイルス流行について、オミクロン変異株の出現に伴い新規感染が短期間で「前例のない急増」を記録していると述べた。

オミクロン株の重症度や感染力については追加のデータが必要だが、若年層から高齢層へ感染が広がり始めているという。

4歳未満の入院も増えており、医療体制の逼迫に備える上で小児科の病床とスタッフも考慮する必要があると指摘した。

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