米金利5.5─5.75%までの上昇、想像可能=リッチモンド連銀総裁
ロイター / 2023年3月4日 7時54分
米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は3日、連邦準備理事会(FRB)が政策金利を5.5─5.75%に引き上げる必要性について「確かに想像できる」と述べた。ただ自身がこれを望んでいるわけではないとした。2019年5月撮影(2023年 ロイター/Ann Saphir/File Photo)
[パロアルト(米カリフォルニア州) 3日 ロイター] - 米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は3日、連邦準備理事会(FRB)が政策金利を5.5─5.75%に引き上げる必要性について「確かに想像できる」と述べた。ただ自身がこれを望んでいるわけではないとした。
バーキン総裁はスタンフォード大学の経済政策研究所(SIEPR)で行った講演後に記者団に対し、インフレが予想以上に速いペースで低下することも予想されるとし、そうなればFRBの金利の道筋はそれほど高くなくなると述べた。ただ、来年の今頃までFRBが利下げに着手している公算は小さいとの考えを示した。
バーキン氏は講演で、現時点で利上げを一時停止する根拠は理解できないとし、小幅な利上げを行っていけば、必要以上の引き締めが実施された場合でも、政策が大きく行き過ぎることはないとの考えを示した。
金利は現在制約的な水準にあり、景気を減速させる方向に働いていると指摘。ただ、FRBは金利がインフレ低下に十分な高い水準にあると「感じる」必要があると述べた。
また、インフレの制御には一段と長い時間がかかると予想。ただインフレ目標を3%とする根拠は現時点では見当たらないとし、インフレ目標の変更は害をもたらすとの考えを示した。
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