金融機関によるグリーンウォッシングが70%増加=報告書
ロイター / 2023年10月3日 18時21分
10月3日、 環境・社会・ガバナンス(ESG)リスク分析を手掛けるレプリスクによると、9月末までの1年間に世界の銀行や金融サービス会社による「グリーンウォッシング」事例は148件で、前年の86件から70%増加した。仏パリ近郊で6月撮影(2023年 ロイター/Stephanie Lecocq)
[ロンドン 3日 ロイター] - 環境・社会・ガバナンス(ESG)リスク分析を手掛けるレプリスクによると、9月末までの1年間に世界の銀行や金融サービス会社による「グリーンウォッシング」事例は148件で、前年の86件から70%増加した。3日公表の報告書で明らかになった。
148件のうち106件は欧州の金融機関によるもので、多くが化石燃料に関連していた。
グリーンウォッシングは投資家や消費者に対して環境配慮をしているように装いごまかすことで、通常企業の評判や利益を高めるために行われる。
欧州連合(EU)の監視当局は6月、域内の銀行、保険会社、投資会社が投資家に対し、持続可能性の証明について「誤解を招くような主張」をしていたと指摘した。
レプリスクによると、銀行・金融サービス業界は、石油・ガス業界に次いでグリーンウォッシングの件数が多い。
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