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EXCLUSIVE-ペトロチャイナ、ベネズエラ産原油輸入再開を協議 米制裁で4年前に停止

ロイター / 2023年11月3日 12時1分

 中国石油天然ガス(ペトロチャイナ)はベネズエラ国営石油会社PDVSAに対し、月間最大800万バレルの原油購入を提案していることが分かった。昨年3月撮影(2023年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)

Marianna Parraga Chen Aizhu

[ヒューストン/シンガポール 2日 ロイター] - 中国石油天然ガス(ペトロチャイナ)はベネズエラ国営石油会社PDVSAに対し、月間最大800万バレルの原油購入を提案していることが分かった。米制裁を受け4年前に停止した取引の再開が期待される。複数の関係者が明らかにした。

米財務省は10月、対ベネズエラ制裁を一時的に停止。同国の原油、ガス、燃料の輸出再開への道が開かれた。

米政府は6カ月間の制裁停止の救済措置について、ベネズエラ政府が来年、公正かつ開かれた大統領選を行うかにかかっていると指摘した。

中国2位の製油会社ペトロチャイナは、日量約26万5000バレルのベネズエラ産原油の人民元建て購入を提案している。

同社は制裁前、ベネズエラから最大で月1200万トンの原油を輸入していた。

PDVSAとペトロチャイナからのコメントは得られていない。

ベネズエラの原油生産は今年わずかに増加し、現在までの水準は日量70万バレル。年間目標の100万バレルを大幅に下回っている。

米の制裁停止措置期限は4月で、交渉が長引けば期限切れとなる公算が大きい。ベネズエラが公正な大統領選に取り組む姿勢を見せなければ、バイデン政権は制裁緩和を撤回する可能性がある。

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