英サービスＰＭＩ、10月改定は49.5に上昇 新規受注は低迷

Ｓ＆Ｐグローバル／ＣＩＰＳが３日発表した英国の１０月のサービス部門購買担当者景気指数（ＰＭＩ）は４９．５で、８カ月ぶりの低水準だった９月の４９．３から改善した。２０１６年１０月撮影（２０２３年　ロイター/Hannah McKay/File photo）

David Milliken

［ロンドン　３日　ロイター］ - Ｓ＆Ｐグローバル／ＣＩＰＳが３日発表した英国の１０月のサービス部門購買担当者景気指数（ＰＭＩ）は４９．５で、８カ月ぶりの低水準だった９月の４９．３から改善した。速報値の４９．２からも上方改定されたが、景況感の節目である５０を３カ月連続で下回った。

製造業とサービス業を合わせた総合ＰＭＩは４８．５から４８．７に上昇した。

需要の弱さを反映し新規受注は今年最大の減少となったが米国や中東からの受注は旺盛だった。

サービス部門の投入コストは２０２１年２月以来の小幅な上昇となった。販売価格はここ３カ月で最も上昇したが今年前半ほどは上昇しなかった。