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労働市場は改善もFRBの次の一手に予断持たず=リッチモンド連銀総裁

ロイター / 2023年11月4日 2時39分

米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は3日、この日発表された10月の雇用統計で労働市場の逼迫が緩和していることを歓迎し、労働市場はより良いバランスにあるとの見解を示した。2019年5月撮影(2023年 ロイター/Ann Saphir)

Michael S. Derby

[ニューヨーク 3日 ロイター] - 米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は3日、この日発表された10月の雇用統計で労働市場の逼迫が緩和していることを歓迎し、労働市場はより良いバランスにあるとの見解を示した。ただ、米連邦準備理事会(FRB)の将来的な金融政策について発言する用意はできていないとした。

10月非農業部門雇用者数は前月比15万人増加と、市場予想以上に減速した。ロイターがまとめた予想は18万人増加だった。

バーキン総裁はCNBCのインタビューで、FRBの次の動きに予断を持つつもりはないとし、次回政策決定の前に確認すべきデータはまだあると指摘。特にインフレ率低下を確認することに焦点を当てているとし、再利上げを実施するか、金利据え置きを継続するか、決断を迫られるまでにまだ「多くの時間がある」と語った。

FRBは10月31日─11日1日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、2会合連続での金利据え置きを決定。米国債利回りの急上昇による金融情勢の引き締まりを受け、借り入れ入コストが押し上げられていることも、FRBが金利据え置きを決定した要因になったとみられている。

ただその後、米国債利回りは低下。バーキン総裁は、このことが金融政策にどのような意味を持つかについて語る用意はできていないとしたほか、長期的な市場価格に対しFRBが持っている力は限られているとの考えも示した。

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