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米国務長官、イスラエルに人道的な紛争一時停止を要請

ロイター / 2023年11月4日 1時58分

ブリンケン米国務長官は3日、イスラエル首脳らに対し、パレスチナ自治区ガザにおけるイスラム組織ハマスとの紛争に人道的な一時停止を認め、ガザへの支援を可能にし人質解放に向けた取り組みに協力するよう求めた。イスラエルで撮影(2023年 ロイター/Jonathan Ernst/Pool)

Simon Lewis Ari Rabinovitch

[テルアビブ 3日 ロイター] - ブリンケン米国務長官は3日、イスラエル首脳らに対し、パレスチナ自治区ガザにおけるイスラム組織ハマスとの紛争に人道的な一時停止を認め、ガザへの支援を可能にし人質解放に向けた取り組みに協力するよう求めた。

ブリンケン氏の中東歴訪はここ1カ月弱で2回目。ブリンケン氏はイスラエルのネタニヤフ首相や閣僚らとハマスとの紛争の一時停止をいつ、どこで、どのように実施するのか、どのような和解に達するべきなのかについて協議したと指摘。これには時間が必要で、国際的なパートナー国との調整が必要なことを米国は認識していると述べた。

記者会見で「きょうの協議では、人道支援を最大化するために一時停止期間をどう使うか、一時停止と人質解放をどう結びつけるか、ハマスが一時停止や取り決めを自分たちに有利になるように利用しないようにするにはどうするかなど多くの正当な疑問が提起された」とし、「これらは緊急に取り組むべき問題であり、解決できると確信している」と述べた。

また毎日100台の人道支援物資を載せたトラックがエジプトからラファ検問所を通ってガザに入っているが、これだけでは十分ではないとしたほか、紛争に第2、第3の戦線があってはならず、米国はいかなる国からの侵略も抑止することにコミットしているとした。

これに対し、ネタニヤフ首相は3日、ハマスが10月7日の攻撃で拘束した240人以上の人質を解放するまでハマスとの一時停戦には応じないと言明。テレビ演説で「イスラエルはわれわれの人質の返還を含まない一時停戦を拒否する」とした。

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