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インドネシア、ガザに平和維持部隊派遣の用意=次期大統領

ロイター / 2024年6月3日 9時24分

6月1日、 インドネシアのプラボウォ次期大統領(写真)はシンガポールで開かれたアジア安全保障会議で、パレスチナ自治区ガザでの停戦実施に向け、インドネシアは必要に応じて平和維持部隊を派遣すると表明した。シンガポールで同日撮影(2024年 ロイター/Edgar Su)

[シンガポール 1日 ロイター] - インドネシアのプラボウォ次期大統領は1日、シンガポールで開かれたアジア安全保障会議で、パレスチナ自治区ガザでの停戦実施に向け、インドネシアは必要に応じて平和維持部隊を派遣すると表明した。

プラボウォ氏は、バイデン米大統領が提案した3段階の休戦計画について、正しい方向への一歩だと評価。「必要が生じ、国連に要請されるなら」、大規模な平和維持部隊を派遣する用意があると述べた。

また、ジョコ現大統領から、インドネシアがガザから最大1000人の患者を受け入れ、医療処置を施す用意もあると発表するよう指示されたと語った。

プラボウォ氏は、ガザ南部ラファでの人道的惨事について包括的な捜査を行う必要性を訴えるとともに、パレスチナ自治区の状況について「公正な解決」が必要だと述べた。

一方、ジョコ大統領は同日記者団に対し、イスラエルによるラファへの攻撃を非難し、同国は攻撃の即時停止を命じた国際司法裁判所に従うべきだと語った。

現国防相のプラボウォ氏は10月に大統領に就任する予定。

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