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法人企業統計、1―3月期設備投資6.8%増 季調済み前期比はマイナス

ロイター / 2024年6月3日 9時45分

 6月3日、財務省が発表した2024年1─3月期の法人企業統計によると、金融業と保険業を除く全産業の設備投資額は前年同期比6.8%増となった。写真は2009年7月、財務省前で撮影(2024年 ロイター)

Takaya Yamaguchi

[東京 3日 ロイター] - 財務省が3日発表した2024年1─3月期の法人企業統計によると、金融業と保険業を除く全産業の設備投資額は前年同期比6.8%増となった。プラスは12四半期連続。季節調整済み前期比では4.2%減と、3四半期ぶりのマイナスだった。

設備投資のうち、製造業は前年同期比8.7%増、非製造業は5.8%増となった。製造業では輸送用機械や食料品が投資を増やした。非製造業では運輸業、郵便業などがプラスに寄与した。

国内総生産(GDP)改定時の基礎となるソフトウエアを除く全産業の設備投資額は前年同期比6.8%増と、12四半期連続のプラスだった。内閣府は10日に24年1―3月期GDP2次速報を発表する。

法人企業統計を受け、GDP2次速報について「設備投資は上方改定されそうだが消費が下方改定され、全体としての改定幅は、ほぼ横ばいとなりそう」(ニッセイ基礎研究所の斎藤太郎・経済調査部長)との見方が出ている。

内閣府によると、24年1―3月期の実質GDP1次速報は前期比0.5%減、年率換算で2.0%と、2四半期ぶりにマイナス成長となっていた。

併せて発表した全産業の売上高は前年同期比2.3%増と、12四半期連続の増収だった。経常利益は15.1%増で、5四半期連続の増益となった。輸送用機械や化学、サービス業、不動産業が増益に寄与した。

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