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NATOの強固な東端防衛意思、ロシアにも知らせる必要=独首相

ロイター / 2024年6月3日 11時29分

 6月2日、ドイツのショルツ首相(写真)は、北大西洋条約機構(NATO)による最近の東端部分での戦力強化の取り組みはロシアの抑止が目的だと述べた。写真はドイツのベルリンで5月撮影(2024 ロイター/Lisi Niesner)

[フランクフルト 2日 ロイター] - ドイツのショルツ首相は2日、北大西洋条約機構(NATO)による最近の東端部分での戦力強化の取り組みはロシアの抑止が目的だと述べた。また、NATOは必要なら防衛に出る用意があることを、ロシアにはっきり知らせるべきだとの考えを示した。

ショルツ氏は、リトアニアのシモニテ首相も出席した経済フォーラムで、ドイツがロシアに接するバルト諸国でNATOの存在感を高める上で主導的な役割を果たしていると強調。「またロシアの脅威が続くとみられたため、われわれや他の同盟諸国は昨年、バルト諸国に即応部隊を追加配備し、恒久的に旅団規模で駐屯させることを決めた」と説明した。

一方で「だがこの安全保障政策の変更をロシアに対して誇示しなければならない。われわれは全てのNATO加盟地域に対する攻撃を防ぐ用意があるということを」と述べた。

ショルツ氏は、外交は自らの強い立場の上にしか成功を収めないとも訴え、バルト諸国はロシアから攻撃を受けた際にはNATOがすぐさま防衛に駆けつけるという点に全面的な信頼を置くことができると付け加えた。

さらに「このメッセージはわれわれでだけでなくロシアにも向けられる。こうした約束の信頼性は当然、ロシア側の計算の一部に入るからだ」と主張した。

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