マイクロソフト、スウェーデンに32億ドル投資 クラウドとＡＩ強化

　６月３日、米マイクロソフトは、スウェーデンに２年間で３３７億スウェーデンクローナ（３２億１０００万ドル）投資し、クラウドと人工知能（ＡＩ）のインフラを拡大すると発表した。写真はマイクロソフトのロゴ。３月、パリ近郊で撮影（２０２４年　ロイター/Gonzalo Fuentes）

［ストックホルム　３日　ロイター］ - 米マイクロソフトは３日、スウェーデンに２年間で３３７億スウェーデンクローナ（３２億１０００万ドル）投資し、クラウドと人工知能（ＡＩ）のインフラを拡大すると発表した。

投資額はマイクロソフトのスウェーデンへの投資としては最大規模。人口の２．４％に相当する約２５万人のＡＩスキル習得を支援するほか、国内３カ所のデータセンターに最先端の画像処理半導体（ＧＰＵ）を投入しコンピューターの演算能力を高める。

ブラッド・スミス副会長兼社長によると、エヌビディアの高速プロセッサーを利用する。ＡＭＤから半導体を調達する可能性や、将来的には自社の半導体を利用する可能性もあるという。

スミス氏は３日にストックホルムでクリスターソン首相と会談する予定。