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中国、5月の政策銀行向け融資残高3カ月連続で減少

ロイター / 2024年6月4日 2時17分

中国人民銀行(中央銀行)が3日に公表したデータによると、人民銀の担保付き補完貸出(PSL)による政策銀行への融資残高は5月に約750億元(103億5000万ドル)減った。写真は2月、中国の上海で撮影(2024年 ロイター/Xihao Jiang)

[北京 3日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)が3日に公表したデータによると、人民銀の担保付き補完貸出(PSL)による政策銀行への融資残高は5月に約750億元(103億5000万ドル)減った。3月から3カ月連続での減少となった。

アナリストは、融資残高の減少は住宅市場を支援する政策自体の変更を示すものではないとの見方を示した。数年前の未開発地区の整備事業に使われた融資の満期到来によって減少した可能性が高いとみている。

人民銀によると、PSLによる政策銀行への融資残高は5月末時点で約2兆9500億元。4月末時点は約3兆0300億元だった。

人民銀は「中国開発銀行、中国輸出入銀行、中国農業開発銀行は5月に750億元の純担保付保管融資を返済した」と明らかにした。

人民銀は、不振が続く不動産部門を支援して経済の落ち込みを抑えるため、大都市の未開発地区の整備、公共住宅建設、緊急公共施設への資金として、昨年12月から今年1月までにこれらの政策銀行に5000億元のPSL融資を提供した。

PSL融資は4月に3431億元減り、月間ベースの減少幅は2014年に制度が導入されて以来最大だった。3月には322億元減っていた。

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