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ジュリアーニ氏の弁護士資格剥奪、20年米大統領選巡る虚偽主張で

ロイター / 2024年7月3日 14時17分

 7月2日、トランプ前米大統領の顧問弁護士を務めたジュリアーニ元ニューヨーク市長(80、写真)がニューヨーク州の弁護士資格を剥奪された。2020年大統領選でトランプ氏の票が盗まれたという虚偽の主張を行ったと州高等裁判所が判断したことを受けた。2023年12月撮影(2024年 ロイター/Bonnie Cash)

Andrew Goudsward Dietrich Knauth

[ワシントン 2日 ロイター] - トランプ前米大統領の顧問弁護士を務めたジュリアーニ元ニューヨーク市長(80)が2日、ニューヨーク州の弁護士資格を剥奪された。2020年大統領選でトランプ氏の票が盗まれたという虚偽の主張を行ったと州高等裁判所が判断したことを受けた。

高裁は、ジュリアーニ氏が「この国の選挙プロセスの完全性を根拠なく攻撃し、損害を与えた」と指摘。さらに、「20年の大統領選後の国家規模の対立に積極的に加担し、それについて全く反省していない」と断じた。

ジュリアーニ氏らは、20年にトランプ氏が民主党のバイデン氏に敗北したのは広範囲な不正投票の結果とする虚偽の主張を展開した。

ジュリアーニ氏の広報担当者によると、同氏はこの判決について「政治的、思想的に腐敗している」として控訴する方針。

同氏は21年1月のトランプ氏支持者による議会襲撃事件を受け、ニューヨーク州で弁護士資格を一時停止されていた。ワシントンでも職務上の懲戒処分に直面しており、倫理委員会は資格剥奪を勧告している。

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