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日経平均は4日続伸、一時600円超高 半導体や電子部品がけん引

ロイター / 2024年7月3日 15時41分

 7月3日、東京株式市場で日経平均は、前営業日比506円07銭高の4万0580円76銭と4日続伸して取引を終えた。写真は東京証券取引所で2020年10月撮影(2024年 ロイター/Issei Kato)

Noriyuki Hirata

[東京 3日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比506円07銭高の4万0580円76銭と4日続伸して取引を終えた。半導体関連株や電子部品株の上昇が指数をけん引した。このところ堅調だった金融や資源などバリュー株は利益確定売りに押された。TOPIXはバブル後高値を更新した。

日経平均は151円高で寄り付いた後上げ幅を拡大し、後場には一時619円高の4万0694円21銭に上値を伸ばした。前日に心理的節目4万円を約3カ月ぶりに回復し、上昇に弾みがついた。

米国市場で金利の低下を受けてハイテク株高となったことを好感する動きが優勢となり、東京エレクトロンなどの半導体関連株やTDKなどの電子部品がしっかりだった。ファーストリテイリングも6月ユニクロ国内既存店売上高の前年比増が好感されて堅調に推移し、指数を押し上げた。

前日まで堅調だった金融株や資源株は利益確定売りが優勢となったが「中小型株の見直しもみられ、いい形の循環物色といえ(株高の)持続力はありそうだ」(岩井コスモ証券の林卓郎投資情報センター長)との見方が聞かれた。賃上げの機運や月次の小売実績などファンダメンタルズの改善をうかがわせる材料が増えてきたとして「いったんは上を試す方向だろう」(岩井コスモの林氏)という。

TOPIXは0.54%高の2872.18ポイントだった。東証プライム市場指数は前営業日比0.54%高の1478.35ポイントだった。プライム市場の売買代金は4兆3443億5700万円だった。東証33業種では、値上がりは機械や海運、その他金融など21業種、値下がりは石油・石炭製品やゴム製品、鉱業など12業種だった。

アドバンテストや信越化学工業がしっかり。ソフトバンクグループは堅調。年初来高値を更新した。欧州拠点で不正アクセスがあったと報じられたNTTデータグループは軟調。スズキや東京海上HLDGはさえなかった。新興株式市場は、東証グロース市場250指数が1.08%高の653.03ポイントと、4日ぶりに反発した。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが980銘柄(59%)、値下がりは616銘柄(37%)、変わらずは49銘柄(2%)だった。

終値 前日比 寄り付き   安値/高値  

日経平均 40580.76 +506.07 40225. 40,172.

83 85─40,69

4.21

TOPIX 2872.18 +15.56 2860.9 2,850.0

9 5─2,875.

27

プライム指数 1478.35 +7.97 1471.9 1,467.1

7 5─1,479.

93

スタンダード指数 1284.50 +2.91 1282.7 1,282.6

0 0─1,285.

79

グロース指数 842.51 +8.29 836.80 836.80─

843.06

グロース250指数 653.03 +6.99 648.35 648.35─

653.62

東証出来高(万株) 169035 東証売買代金(億円 43443.

) 57

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