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インドの決済業務、欧米制裁でも順調=ロシアのズベルバンク

ロイター / 2024年9月3日 11時27分

Deputy Chairman of the Executive Board of Sber Anatoly Popov attends the St. Petersburg International Economic Forum (SPIEF) in Saint Petersburg, Russia June 16, 2022. REUTERS/Anton Vaganov/ File Photo

Elena Fabrichnaya Gleb Bryanski

[モスクワ 3日 ロイター] - ロシアの銀行最大手ズベルバンクのアナトリー・ポポフ副最高経営責任者(CEO)はロイターとのインタビューで、ロシアとインドの貿易は好調で、両国間の決済は順調に進んでいると語った。

ズベルバンクは、ロシアのインド向け輸出全体の約7割の決済を取り扱っている。ロシアとインドの貿易額は2023年にはほぼ倍増して650億ドルを記録した。ウクライナ紛争を巡る西側諸国の制裁が22年に発動されて以降、インドはロシア産石油の主要輸入国となっている。

ポポフ氏は「22年にはインド市場が代替市場としての役割を果たしているため、ロシア企業のインド市場への関心が大幅に高まった」と述べた。

同行のインド支店はデリーとムンバイにある。また、ベンガルールにはITセンターがある。インド支店のスタッフ数は今年に入り150%増加した。4月にベンガルールの拠点にIT担当者300人を雇用する計画を発表している。

ズベルバンクは西側諸国の制裁下にあるため、米ドルやユーロでの取引はできず、国際送金に国際銀行間通信協会(SWIFT)のシステムも利用できない。しかし、ポポフ氏は「インドの全ての決済システムと銀行間システムに全面的に参加している。その業務には何の制限もない」と語った。

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