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スイスCPI、8月は前年比+1.1%に鈍化 今月の利下げ観測強まる

ロイター / 2024年9月3日 18時22分

[チューリッヒ 3日 ロイター] - スイス連邦統計局が3日発表した8月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比1.1%と、7月の1.3%から鈍化した。

市場ではスイス国立銀行(中央銀行)が今月、追加利下げに踏み切るとの見方が一段と強まっている。

CPI上昇率は14カ月連続で中銀の目標レンジ(前年比0─2%)内に収まっている。

ロイターがまとめた市場予想は1.2%だった。

8月のCPI上昇率は前月比では横ばい。予想の0.1%上昇を下回った。

住宅・エネルギー価格は前年同月比で上昇したが、衣料品、日用品、サービス価格は前年同月の水準を下回っている。

スイス中銀は今月26日に金融政策を発表する。市場は現在、25ベーシスポイント(bp)利下げの確率を70.5%、50bp利下げの確率を29.5%と予想している。

キャピタル・エコノミクスのエイドリアン・プレッテジョン氏は、「今日のインフレ統計と最近のフラン高を合わせると、中銀が次回会合で政策金利を1.25%から1.0%に引き下げることは確実とみられる」とし「12月にさらに利下げを実施する可能性も高まっている」と述べた。

中銀は今年、すでに2回にの利下げを実施している。

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