国連安保理、ガザ停戦早期実現しなければ新たな行動検討=スロベニア大使
ロイター / 2024年9月4日 7時26分
9月3日、国連安全保障理事会で9月の議長国を務めるスロベニアのジュボガール国連大使は、パレスチナ自治区ガザの早期停戦が実現しない場合、安保理として何らかの新たな行動を検討することになるだろうと述べた。写真は8月、ニューヨークの国連本部で撮影(2024年 ロイター/Eduardo Munoz)
[国連 3日 ロイター] - 国連安全保障理事会で9月の議長国を務めるスロベニアのジュボガール国連大使は3日、パレスチナ自治区ガザの早期停戦が実現しない場合、安保理として何らかの新たな行動を検討することになるだろうと述べた。
ジュボガール氏は記者団に「安保理には停戦がなされなければ、停戦に持って行くためにできることを考えるべきではないかとの焦燥感が高まりつつある。9月には停戦の実現か、それが無理なら新たな対応をするかのどちらかが必要になると確信している。(安保理として)我慢の限界を迎えたと考えるからだ」と説明した。
安保理は今年6月、バイデン米大統領が提示したイスラエルとイスラム組織ハマスの停戦案を支持する決議を採択している。
しかしそれ以降、米国とエジプト、カタールの仲介による停戦協議は進展していない。
6月の決議が早期に実行されないとすれば、今後安保理が具体的にどのような行動をするのかと聞かれたジュボガール氏は「安保理には行使可能な多くの手段がある。しかし前提として、安保理が決議の実行を3カ月待ち続けてきたので、決議に基づいて動く姿勢を確立することになる」と語った。
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