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ロシア外相、台湾問題などで「中国と共にある」 西側を批判

ロイター / 2024年10月3日 12時3分

 10月3日、ロシアのラブロフ外相(写真)は公表された寄稿文で、影響力を拡大し台湾情勢をあおろうとする米国の「意図的な試み」に対する批判などアジアの問題について、ロシアは中国と共にあると述べた。写真は米ニューヨーク州で9月撮影(2024 ロイター/Eduardo Munoz)

[3日 ロイター] - ロシアのラブロフ外相は3日公表された寄稿文で、影響力を拡大し台湾情勢をあおろうとする米国の「意図的な試み」に対する批判などアジアの問題について、ロシアは中国と共にあると述べた。

中ロの国交樹立75年に合わせ、政府系紙ロシースカヤ・ガゼータに寄稿した。

「アジア太平洋地域における西側の進出に伴うリスク」を評価する上で中ロは近い立場にあるとし、米国などが「台湾海峡の状況を意図的にあおっている」と主張。「米国は『一つの中国』の原則に反し、台湾政権との関係を強めている」とし、「台湾問題に関するロシアの立場は中国の領土の一体性に対する変わらぬ支持で、トップを含むさまざまなレベルでそれを表明している」と述べた。

欧州の安全保障システムと欧州・大西洋問題は米国と北大西洋条約機構(NATO)によって「完全に信用を失った」とし、「地域問題の地域的解決」という原則に基づく「ユーラシアの安全保障のための新たな体系」が必要だと主張した。

また、ウクライナ情勢を巡る中国の「均衡の取れた一貫した」アプローチを称賛し、中国の取り組みはNATOの東方拡大や「ウクライナにおける反ロシアの軍事拠点」構築など根本原因の解消を求めた正当なものだと指摘した。

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