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台風18号が台湾南西部に上陸、航空便欠航 金融市場も取引停止

ロイター / 2024年10月3日 14時37分

 台湾では台風18号(クラトン)の接近に備えて3日、航空便が数百便欠航となり、金融市場の取引も停止している。高雄で撮影(2024年 ロイター/Ann Wang)

Yimou Lee Fabian Hamacher Ann Wang

[高雄 3日 ロイター] - 勢力を弱めた台風18号(クラトン)は3日、台湾南西部に上陸した。この台風でこれまでに2人が死亡、航空便は前日に続き欠航となり、金融市場の取引も停止している。

台風18号は南西部の主要港湾都市、高雄に正午ごろカテゴリー1に勢力を弱めて上陸した。政府は、大雨や強風、高潮への警戒を呼びかけている。

人口約270万人の高雄市では、夜明け直後、時速160キロを超える突風から避難するよう住民にテキストメッセージが送られた。高雄港では時速220キロを超える突風が記録された。

高雄市の陳其邁市長は記者団に対し、外出している人がまだ多くいると述べ、「監視カメラでは強風と豪雨の中、多くの人がスクーターに乗っているのが見える。非常に危険なことだ。不要不急の外出は控えてほしい」と住民に呼びかけた。

国内線は2日連続で全便が欠航、国際線も236便が欠航となっている。南北高速鉄道は台湾中部から南部への運行を夕方まで見合わせている。金融市場も2日連続で休場となっている。    

半導体メーカー台湾積体電路製造(TSMC)の主要工場の一つがある南台湾サイエンスパークは、通常通り操業していると発表した。

台風は速度を落として台湾西部を進んでおり、4日遅くには熱帯低気圧へと勢力を弱め、首都台北に到達すると予想されている。

台北では激しい雨の中、多くの店やショッピングモールが通常通り営業している。

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