ポーランド中銀、政策金利据え置き インフレ高止まり
ロイター / 2024年10月3日 14時49分
[ワルシャワ 2日 ロイター] - ポーランド国立銀行(中央銀行)は2日、予想通り政策金利を据え置いた。エネルギー価格ショックが収束すればインフレは目標範囲に戻るとの見通しを示した。
9月のインフレ率は4.9%で、中銀目標の2.5%プラスマイナス1%ポイントの上限を大きく上回り、年末にはさらに上昇するとみられている。ただ中銀は、中期的には目標範囲に戻ると予想している。
金融政策委員会は声明で「現在の金利水準でエネルギー価格上昇の影響が薄れれば、インフレは中期目標の範囲に戻るだろう」との見解を示した。
その上で「中期的なインフレ動向はまた、さらなる財政・規制政策措置、国内経済の回復ペース、労働市場環境にも影響されるだろう」と予想した。
同委員会は2023年10月以来、政策金利を5.75%に据え置いている。
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