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仏サービスPMI、9月改定49.6 五輪終わり失速

ロイター / 2024年10月3日 17時40分

10月3日、 S&Pグローバルがまとめた9月のフランスのHCOBサービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値は49.6と好不況の分かれ目である50を下回った。パリのレストランで3月撮影(2024年 ロイター/Sarah Meyssonnier)

[パリ 3日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた9月のフランスのHCOBサービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値は49.6と好不況の分かれ目である50を下回った。パリ五輪効果を享受した8月の55.0から大幅に低下した。速報値の48.3からは上方修正された。

ハンブルク商業銀行(HCOB)のエコノミスト、タリク・カマル・チョードリー氏は「五輪が終わり、サービス部門は失速した」と述べた。調査企業は、顧客の減少、消費意欲の減退、不確実性などが業況に響いたと指摘したという。

それでも、欧州中央銀行(ECB)の利下げもあり、先行き見通しは2022年7月以来の高水準となった。見通しの明るさから雇用が継続。年内、25年にかけて業況が回復すると予想する企業もある。

サービス業と製造業を合わせた総合PMIは53.1から48.6に低下。速報値の47.4は上回った。総合PMIが今年50を上回ったのは、4月と8月の2回のみ。

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