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独サービスPMI、9月改定値は50.6、6カ月ぶり低水準

ロイター / 2024年10月3日 18時40分

10月3日、 S&Pグローバルがまとめた9月のドイツのHCOBサービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値は50.6と4カ月連続で低下し、6カ月ぶりの低水準となった。ミュンヘンのレストランで2020年5月撮影(2024年 ロイター/Andreas Gebert)

Rachel More

[ベルリン 3日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた9月のドイツのHCOBサービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値は50.6と4カ月連続で低下し、6カ月ぶりの低水準となった。

8月は51.2だった。需要の低下とリセッション(景気後退)懸念が暗い影を落としている。

ハンブルク商業銀行のチーフエコノミスト、サイラス・デラルビア氏は「サービス部門は経済の支柱としての役割をますます失いつつある」と述べ、受注の急減が特に懸念されると指摘した。

「このまま低下傾向が続けば、景気は再び上向くまで恐らくあと数カ月は下降を続けるだろう」と語った。

9月のサービス部門は人員削減が加速したが、緩やかなものにとどまった。

今後1年の見通しは1年前よりも控えめで、楽観派が25%対23%で悲観派をわずかに上回った。調査対象者の多くが差し迫った景気後退への懸念を表明した。

サービス業と製造業を合わせた総合PMIは47.5と、8月の48.4から低下した。

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