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イラン、G7の非難に反発 「偏見に満ち無責任」 イスラエル攻撃巡り

ロイター / 2024年10月3日 23時0分

[ドバイ 3日 ロイター] - イラン外務省報道官は3日、同国によるイスラエル攻撃を主要7カ国(G7)が非難したことについて「偏見に満ち無責任」と批判した。

イランは1日、イスラエルに向け弾道ミサイルを発射。レバノンの親イラン派武装組織ヒズボラに対する軍事行動への報復攻撃と表明した。これを受け、G7首脳は2日、電話会談で中東問題を協議し、イランによるイスラエルへの攻撃を「断固として非難する」と表明した。

イラン外務省が発表した声明で、報道官は、イスラエルに対する「軍事、財政、政治支援を行なった結果、西アジアの不安や不安定性が高まったことは、G7諸国、とりわけ米国の明白な責任を指摘したい」と述べた。

同省はまた、ドイツとオーストリア政府がイランの代表者を呼び出しイスラエルへのミサイル攻撃を非難したことを受け、イラン側も両国の大使を呼び出したことを明らかにし、「欧州諸国が資金や武器の支援を打ち切るなど、効果的かつ実際的な措置を適時に講じていれば」、今回のような事態には発展していなかったという認識を示した。

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