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NY外為市場=ドル6週ぶり高値、米経済の堅調さ示す指標受け

ロイター / 2024年10月4日 6時2分

終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが6週間ぶりの高値に上昇した。2023年3月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)

[ニューヨーク 3日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが6週間ぶりの高値に上昇した。注目される4日の米9月雇用統計を前に、米経済が依然として堅調に推移していることがこの日発表の指標で明らかになった。中東情勢の緊迫化や港湾ストライキの影響を懸念した安全資産としての需要もドルを押し上げた。

さらに、ユーロ、ポンド、円など他通貨で各中銀のスタンスが比較的ハト派であることもドル支援材料となっている。    

ドル/円は0.27%高の146.85円。一時は8月20日以来の高値となる147.25円に達した。    

供給管理協会(ISM)が3日発表した9月の非製造業総合指数は54.9と、前月の51.5から上昇し、2023年2月以来、約1年半ぶりの高水準を付けた。

ドル指数は0.33%高の102.09。一時は8月19日以来の高値となる102.09を付けた。

4日発表の9月雇用統計は、米連邦準備理事会(FRB)の政策に影響を与える可能性のある次の主要な米国経済指標となる。ロイター調査によると、14万人の雇用増が予想されている。

CMEグループのフェドウオッチによると、市場は現在、11月の50ベーシスポイント(bp)利下げの確率を35%と見込む。1週間前の49%から低下している。

ユーロ/ドルは0.17%安の1.1026ドル。一時は9月12日以来の安値となる1.1008ドルまで下落した。インフレが鈍化する中、欧州中央銀行(ECB)が10月17日の理事会で利下げを行うとの見方が高まった。

英ポンドは急落。1.15%安の1.3114ドルとなった。一時は9月12日以来の安値となる1.3093ドルを付けた。

イングランド銀行(英中央銀行、BOE)のベイリー総裁が、インフレ圧力が弱まり続ければ英中央銀行はより積極的に金利引き下げに動く可能性があると述べたことを受けた。

暗号資産(仮想通貨)のビットコインは0.36%下落して6万0687.91ドルとなった。

ドル/円 NY終値 146.92/146.94

始値 146.83

高値 147.18

安値 146.48

ユーロ/ドル NY終値 1.1031/1.1033

始値 1.1042

高値 1.1046

安値 1.1009

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