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再送-ヘッジファンド、24年は2桁リターン 米大統領選や利下げなど寄与

ロイター / 2025年1月3日 15時35分

 有力ヘッジファンドの一部は2024年に2桁のリターンをあげた。米連邦準備理事会(FRB)などの利下げが株高を後押しし、米大統領選でのトランプ氏圧勝や日銀の利上げなども相場を大きく変動させるきっかけとなった。ニューヨークで2024年7月撮影(2025年 ロイター/Caitlin Ochs)

(見出しの助詞を修正しました)

Nell Mackenzie Carolina Mandl

[ロンドン/ニューヨーク 2日 ロイター] - 有力ヘッジファンドの一部は2024年に2桁のリターンをあげた。米連邦準備理事会(FRB)などの利下げが株高を後押しし、米大統領選でのトランプ氏圧勝や日銀の利上げなども相場を大きく変動させるきっかけとなった。

マクロ・ヘッジファンドのディスカバリー・キャピタルは、新興国と先進国の両方で取引を行い、株式、通貨、金利、クレジットの各分野で利益を上げた。関係者が明らかにした。セクター別では、金融やテクノロジー・メディア・テレコム(TMT)などで利益を上げた。

約710億ドルを運用する英マーシャル・ウェイスは、いくつかのファンドで2桁の利益を上げた。ユリイカ・ファンドのリターンは約14%だった。

ブリッジウォーター・アソシエイツの旗艦ファンド、ピュア・アルファ18%ボラティリティ・ファンドは、2024年12月27日時点で11%強のリターンを上げた。関係筋が2日に語った。

米国のマルチ戦略型では、ショーンフェルドの旗艦ヘッジファンド、ストラテジック・パートナーズが19.7%、シタデルの旗艦ファンド、ウェリントンが15.1%、ミレニアム・マネジメントは15%のリターンを上げた。

DEショーのマルチ・ストラテジー・ファンドは、旗艦ファンドのコンポジットが18%、よりマクロ志向のオキュラが36%のリターンを記録した。

クオンツ・ヘッジファンドは、株式、通貨、穀物、そして昨年急騰したココアやコーヒーなどのソフト・コモディティなどで大きな動きの恩恵を受けた。

ダン・キャピタル・マネジメントのダンWMAトレーディング・プログラムもその恩恵を受け、エネルギー、金属、欧州株式がマイナス要因だったにもかかわらず7.28%のリターンを上げた。関係筋が明らかにした。

CFM(キャピタル・ファンド・マネジメント)は、ディスカス・ファンドで12.01%、ストラタス・ファンドで14.22%のリターンを上げた。

英ウィントンは、マルチ・ストラテジーのシステマティック・ファンドで約10%のリターンを上げた。

トランストレンドのディバーシファイド・トレンド・プログラムののリターンは5.90%だった。

ヘッジファンド調査会社ピボタルパスによると、23年11月までの平均リターンは5.7%だった。

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