ショルツ独首相、トランプ関税巡り世界の分断回避を訴え
ロイター / 2025年2月3日 9時6分
2月2日、ドイツのショルツ首相(写真)はトランプ米大統領がメキシコ、カナダ、中国への追加関税を決定したことを受け、新たな貿易障壁による世界の分断を回避することが重要だと訴えた。ベルリンで2024年7月撮影(2025年 ロイター/Liesa Johannssen)
[ベルリン 2日 ロイター] - ドイツのショルツ首相は2日、トランプ米大統領がメキシコ、カナダ、中国への追加関税を決定したことを受け、新たな貿易障壁による世界の分断を回避することが重要だと訴えた。
トランプ氏はこれまで欧州連合(EU)からの輸入品にも関税をかける可能性を示唆している。ショルツ氏は、EUとしての報復の可能性について質問された際、主要経済力としてEUには行動の余地があると答えた。
さらに「協力と協調という観点から経済関係を継続するよう努力する」と述べた。
次期首相の有力候補であるキリスト教民主同盟(CDU)のメルツ党首も関税への懸念を表明した。
党大会で「関税は貿易政策の対立を解決するための良いアイデアでは決してない」と述べた。
関税のコストは最終的に米国の消費者に負担を強いることになり、その結果、米国内の抵抗を引き起こすことになるとし、EUは今こそ団結して米国と交渉を始めるべきだと指摘した。
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