シリア暫定大統領、サウジ訪問 ムハンマド皇太子と復興協議

２月２日、 シリアのアハマド・シャラア（通称ジャウラニ）暫定大統領はサウジアラビアの首都リヤドを訪問し、サウジのムハンマド皇太子と会談した＝写真。提供写真（２０２５年　ロイター／Bandar Algaloud Saudi Royal Royal Court）

[カイロ ２日 ロイター] - シリアのアハマド・シャラア（通称ジャウラニ）暫定大統領は２日、サウジアラビアの首都リヤドを訪問し、サウジのムハンマド皇太子と会談した。

シャラア氏は文書で、皇太子と人道的および経済的な協力や「エネルギー、技術、教育、保健の分野における広範な将来計画」について協議したと述べた。

サウジ国営通信によると、二国間関係の改善と地域の発展についても話し合ったという。

サウジで生まれ、幼少期を一時同国で過ごしたシャラア氏は、イスラム教の聖地メッカを訪問するため３日もサウジに滞在する予定。

アサド政権崩壊後、シャラア氏などシリア新政府の高官らは、アラブ諸国や欧米の指導者との関係強化に取り組んでいる。