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欧州医薬品庁、エーザイ認知症薬の安全評価やり直し 導入さらに遅れ

ロイター / 2025年2月3日 10時5分

1月31日、 欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)は、昨年11月に承認を勧告した日本の製薬大手エーザイと米医薬品大手バイオジェンが開発したアルツハイマーの早期患者向け治療薬「レカネマブ」について、安全性データを評価し直すと発表した。写真はレカネマブのパッケージ。エーザイ提供(2025年 ロイター)

Bhanvi Satija

[31日 ロイター] - 欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)は31日、昨年11月に承認を勧告した日本の製薬大手エーザイと米医薬品大手バイオジェンが開発したアルツハイマーの早期患者向け治療薬「レカネマブ」について、安全性データを評価し直すと発表した。

EMAによると、承認勧告後に入手可能となった安全性に関するデータがあったため、欧州委員会が再評価を要請。同薬に関するこれまでの見解が見直される可能性があるという。EU域内初となるアルツハイマー薬の導入が、さらに遅れるのは必至だ。

EMAは今月にも欧州委に再評価結果を伝える予定だが、対象となっている安全性データの詳細は明らかにしていない。

エーザイもデータの詳細は明かしていないが、評価中のデータは米食品医薬品局(FDA)と英医薬品・医療製品規制庁(MHRA)がすでに検証済みだと説明。新たな安全シグナルは示されておらず、安全性プロファイルにも変更はないとしている。

エーザイとバイオジェンは「既存の情報で欧州委の要求に対応できると信じている」と強調。引き続き規制当局と緊密に連携していくと述べた。

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