仏首相、ECBにより迅速な利下げ訴え 景気下支えへ
ロイター / 2025年2月3日 11時44分
2月2日、フランスのバイル首相は、欧州の景気を下支えするため、欧州中央銀行(ECB)により迅速な利下げを求めた。写真はECB。フランクフルトで昨年6月撮影(2025 ロイター/Wolfgang Rattay)
[パリ 1日 ロイター] - フランスのバイル首相は、欧州の景気を下支えするため、欧州中央銀行(ECB)により迅速な利下げを求めた。
仏紙ラ・トリビューン・ディマンシュとのインタビューで「ECBはいつ、域内の経済活動を積極的に支援することになるのか」と問いかけ、「ECBも金利を引き下げる必要がある。そうしなければ、中国や米国の競争相手と対等に戦えないだろう」と指摘した。フランスの指導者が金融政策について発言するのは異例。
ECBは30日、主要政策金利の0.25%引き下げを決定した。利下げは4会合連続で、昨年6月以降で5回目。インフレ低下プロセスは「オントラック」であると指摘した。
バイル氏は、憲法上の特別権限を使って予算案を可決する意向も示した。前政権の崩壊によりフランスは予算がないまま2025年度を迎えた。
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