三菱自、通期の営業益650億円下方修正 販売下振れ
ロイター / 2025年2月3日 18時5分
2月3日、三菱自動車は、2025年3月期の連結営業利益予想を1900億円から1250億円(前年比34.5%減)へ下方修正した。写真は同社ショールームに掲げられた同社ロゴ。2019年1月、東京で撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)
Kentaro Okasaka
[東京 3日 ロイター] - 三菱自動車は3日、2025年3月期の連結営業利益予想を1900億円から1250億円(前年比34.5%減)へ下方修正した。事業環境が厳しい主力の東南アジアで販売が下振れているほか、競争激化で販売費が増加していることなどを織り込んだ。タイの通貨バーツ急騰も減益要因となっている。
IBESがまとめたアナリスト14人の予測平均1860億円を下回った。24年4ー12月期の連結営業利益は、前年同期比34.7%減の1045億円だった。
加藤隆雄社長は会見で、日産自動車とホンダの共同持ち株会社への参画の可否について、両社の検討の方向性が出る2月中旬に合わせて自社の方針を示したいと説明した。
加藤社長は「当社の強みのプラグインハイブリッド車(PHV)や東南アジア市場をいかに活用してもらい、当社が得意でない知能化や北米でどのような支援が期待できるのかを合わせ、最終的にどういう形が良いのかを検討していく」と述べた。
トランプ米大統領がカナダやメキシコに課すことを決めた新たな関税への懸念から、日本の自動車株はこの日一斉に下落。その中で三菱自動車は下げ幅が他社に比べ限定的だった。
加藤氏は、カナダとメキシコに工場がなく日本などから輸出している同社にとっては影響が少ないとの見方を示す一方、「日本や東南アジアに関税がかかってくると当然一定のダメージが出る」とも述べた。
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