インドネシアCPI、1月は前年比+0.76% 2000年以来の低水準
ロイター / 2025年2月3日 17時2分
2月3日、インドネシア統計局が発表した1月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比0.76%上昇し、2000年1月以来の低い伸びだった。写真は、伝統的な市場で唐辛子を売る店員。2024年10月、ジャカルタで撮影(2025年 ロイター/Willy Kurniawan)
[ジャカルタ 3日 ロイター] - インドネシア統計局が3日発表した1月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比0.76%上昇し、2000年1月以来の低い伸びだった。
伸び率は昨年12月の1.57%から大幅に鈍化。ロイターがまとめたアナリスト予想である1.88%を下回り、インドネシア中央銀行の今年の目標レンジ(1.5─3.5%)の下限を割り込んだ。
前月比では0.76%低下した。統計局は、一部顧客に対する電気料金の50%割引と航空運賃の低下によるところが大きいと説明した。
政府管理価格と変動の大きい食品価格を除いたコアインフレ率は前年比2.36%で、12月から若干加速した。市場予想は2.30%。
インドネシア中銀は先月、予想に反して政策金利を引き下げた。ただ、バンク・ダナモンのエコノミスト、ホシアンナ・シトゥモラン氏はトランプ米大統領がカナダ、メキシコ、中国製品に関税をかけたことで市場が混乱する中、中銀はルピアの安定を考慮すると指摘。低インフレにもかかわらず今月追加利下げを実施する可能性は低いと述べている。
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