ユーロ圏製造業PMI、1月46.6に改善 生産・新規受注持ち直しの兆し
ロイター / 2025年2月3日 19時13分
S&Pグローバルがまとめた1月のユーロ圏のHCOB製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は46.6で、前月の45.1から上昇した。写真は、製鉄所で作業する労働者ら。2023年11月、ドイツのデュイスブルクで撮影(2025年 ロイター/Wolfgang Rattay)
[ロンドン 3日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた1月のユーロ圏のHCOB製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は46.6で、前月の45.1から上昇した。速報値の46.1からも上方修正された。生産や新規受注の減少が和らぎ安定化の兆しが出た。
生産指数は44.3から47.1に上昇した。
ハンブルク商業銀行(HCOB)のチーフエコノミスト、サイラス・デラルビア氏は「製造業の復活の兆しについて語るのは間違いなく時期尚早だが、PMIの上昇は安定化への第一歩で2カ月にわたるリセッション深化に歯止めがかかったとみている」と述べた。
「トランプ関税」が懸念される中、3年近くにおよぶ需要の落ち込みが緩和し、新規受注指数は43.0から45.4に上昇し8カ月ぶりの高水準となった。
企業は引き続き人員を削減したが、先行きへの楽観的な見方は長期平均を上回り約3年ぶりの高水準となった。
デラルビア氏は「製造業の沈滞状態が終わりつつあるかもしれない」と述べた。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1米国務長官と会談したパナマ大統領「一帯一路」から離脱方針示す…運河は「我が国が運営」
読売新聞 / 2025年2月3日 11時11分
-
2「ゲームをしたいなら私は構わない」 強気姿勢の“トランプ関税”に日本企業は不安広がる
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2025年2月3日 18時29分
-
3モスクワで爆発 1人死亡、4人負傷 ロシア報道
AFPBB News / 2025年2月3日 18時52分
-
4アングル:トランプ関税、「抜け穴」封じで合成麻薬の流入止める狙いも
ロイター / 2025年2月3日 15時54分
-
5米製エンジン届かず、交渉に影も=戦闘機配備計画に狂い―インド
時事通信 / 2025年2月3日 6時6分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください