英製造業PMI、1月は4カ月連続50割れ 生産・受注・雇用が悪化
ロイター / 2025年2月3日 19時52分
S&Pグローバル/CIPSが3日発表した1月の英国の製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は48.3で好不況の分かれ目である50を4カ月連続で下回った。英国内の自転車工場で2022年撮影。(2025 ロイター/Phil Noble/File photo)
[ロンドン 3日 ロイター] - S&Pグローバル/CIPSが3日発表した1月の英国の製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は48.3で好不況の分かれ目である50を4カ月連続で下回った。4月の最低賃金引き上げ、国民保険料の雇用主負担増加を前に、企業はコスト増加に直面し、生産、新規受注、雇用の各指数が軒並み悪化した。
PMIは前月の47.0から上昇し、速報値の48.2からわずかに上方修正された。
企業信頼感を示す指数は2年ぶりの低水準だった昨年12月から小幅な上昇にとどまり、雇用指数は昨年2月以来の低水準となった。
投入価格は2年ぶりの大幅上昇を記録。コスト高で販売価格は15カ月連続で上昇した。
S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのディレクター、ロブ・ドブソン氏は「景気低迷とコスト増加は、政策決定者にとってジレンマになる」と述べた。イングランド銀行(英中央銀行)は6日に金融政策を発表する。市場は、政策金利を0.25%引き下げ、今年の成長率予想を引き下げると予想している。今年のインフレ率予想を引き上げる可能性もある。
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