金価格、過去最高値 トランプ関税懸念で安全資産に資金流入
ロイター / 2025年2月4日 0時34分
トランプ米大統領がカナダ、メキシコ、中国からの輸入品に対する関税措置を課す大統領令に署名したしたことを受け、3日の取引で金価格が過去最高値を更新した。2023年5月撮影(2025年 ロイター/Anushree Fadnavis)
Anmol Choubey
[3日 ロイター] - トランプ米大統領がカナダ、メキシコ、中国からの輸入品に対する関税措置を課す大統領令に署名したしたことを受け、3日の取引で金価格が過去最高値を更新した。物価上昇で経済成長が損なわれるとの懸念から安全資産に資金が流入している。
金価格はスポット取引で2818.58ドルと、過去最高値を更新した。
米東部時間午前の取引では0.6%高の1オンス=2816.53ドル。米国の金先物は0.7%高の2855.90ドルと、スポット価格を上回っている。
ブルーライン・フューチャーズのチーフ市場ストラテジスト、フィリップ・ストリーブル氏は「関税措置で物価が上昇し、コスト増で経済成長が影響を受け、スタグフレーションが引き起こされる恐れがあるとの懸念が出ている」と述べた。
TDセキュリティーズの商品戦略責任者、バート・メレク氏は、貿易戦争がどの程度の規模になるか現時点では完全に織り込まれていないため、金価格はまだ完全に反応していないと指摘。「貿易戦争が長期化すれば、金価格は大幅に上昇する可能性がある」との見方を示した。
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