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米銀の大・中堅企業向け融資需要指数、2年ぶりプラス=FRB調査

ロイター / 2025年2月4日 8時3分

米連邦準備理事会(FRB)が2月3日発表した2024年第4・四半期(10―12月)の銀行融資担当者調査(SLOOS)によると、大企業および中堅企業からの融資需要を示す指数がプラス9.4%、中小企業からの指数もプラス3.4%となり、ともに2年ぶりのプラスとなった(2025年 ロイター)

[3日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が3日発表した2024年第4・四半期(10―12月)の銀行融資担当者調査(SLOOS)によると、大企業および中堅企業からの融資需要を示す指数がプラス9.4%、中小企業からの指数もプラス3.4%となり、ともに2年ぶりのプラスとなった。

この結果は、FRBが24年に政策金利を計1%ポイント引き下げて4.25―4.50%に設定したことが企業の借り入れを促した可能性を示唆している。

同時に、銀行がこれらの企業向け融資の貸し出し基準を引き締めたことも分かった。

商業用不動産分野の融資需要はおおむね横ばいで、銀行は貸し出し基準を引き締めたと報告した。

一方、一般世帯向けの住宅ローンや、クレジットカードなどの消費者向け融資需要は弱かったと報告した。住宅ローンは、金利上昇の打撃を受けた。

FRBは先週の連邦公開市場委員会(FOMC)で、この調査の結果なども参考にした上で政策金利の据え置きを決めた。理由としては2%のインフレ目標に向けた進展が鈍いことや、労働市場が健全で追加の金融政策による支援がほとんど必要ないこと、トランプ米政権の経済政策による経済の影響への不確実性などを挙げた。

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