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政府系ファンドの投資戦略、コロナ後の規制が障害に=報告書

ロイター / 2021年3月3日 18時8分

3月3日、 政府系投資ファンド(ソブリン・ウェルス・ファンド=SWF)の投資先選びが今後、当局の規制方針などに左右される可能性を指摘する報告書が3日、発表された。写真は米ドル紙幣。2月撮影(2021年 ロイター/Dado Ruvic)

[ロンドン 3日 ロイター] - 政府系投資ファンド(ソブリン・ウェルス・ファンド=SWF)の投資先選びが今後、当局の規制方針などに左右される可能性を指摘する報告書が3日、発表された。

IEセンター・フォー・ガバナンス・オブ・チェンジとICEXインベストがまとめたSWFリポートによると、2019年7月から2020年9月のSWFの投資は首位がインフラで全体の26%を占め、サービス、テクノロジーと続いた。

セクター別では医薬品、ソフトウエア、バイオテクノロジーが最も人気で約19%を占めた。

SWFが選好するセクターは医薬品など、新型コロナウイルス危機を受け当局の監視の目が厳しくなっているものがある。

報告書は、不可欠なインフラや医療インフラを中心に、当局の目がコロナ後に一段と厳しくなり、海外からの投資の審査が厳格化し時間もかかるようになると指摘した。

ここ1年、SWFは倉庫など物流分野への投資も拡大させている。報告書は、各国政府はコロナ感染拡大を受けた物流の混乱を教訓に国内の調達体制を整備しており、今後注意する必要があるとしている。

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