ロシアで軍入隊が急増、銃乱射事件後 報復目的と国防省

　４月３日　ロシア国防省は３日、モスクワ郊外のコンサートホールで先月起きた銃乱射事件以降、ロシア軍の入隊が大幅に増えたと発表した。写真は２０２２年９月、ロシアのロストフ・ナ・ドヌで撮影（２０２４年　ロイター／Sergey Pivovarov）

[モスクワ ３日 ロイター] - ロシア国防省は３日、モスクワ郊外のコンサートホールで先月起きた銃乱射事件以降、ロシア軍の入隊が大幅に増えたと発表した。

年初から軍と契約を結んだ１０万人余りの入隊者のうち、過去１０日間の新規契約者は約１万６０００人に上ったという。

過去１週間に各都市の選考会場で行われた面接では、入隊希望者の大半が事件の犠牲者のために報復することを入隊の主な理由として挙げたとした。

銃乱射事件では少なくとも１４４人が死亡した。