英ロールス・ロイス、従業員最大15％削減を検討＝関係筋

　５月１日、関係筋によると、英航空機エンジン製造大手ロールス・ロイスは、従業員を最大で１５％削減することを検討している。写真は同社のロゴ。英ブリストルの同社施設で２０１５年１２月撮影（２０２０年　ロイター/Toby Melville）

［１日　ロイター］ - 関係筋によると、英航空機エンジン製造大手ロールス・ロイス は、従業員を最大で１５％削減することを検討している。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、顧客の航空機大手は生産を削減し、航空各社は運航を取りやめている。

関係筋によると、削減規模は経営幹部が社内で言及したものの、最終決定はしておらず、交渉は続くという。

ロールス・ロイスのエンジンはエアバス やボーイング の広胴型機に搭載されている。 英紙フィナンシャル・タイムズは先に、ロールス・ロイスが同社の従業員５万２０００人のうち、８０００人の削減を検討していると報じていた。同紙によると、最終的な発表は５月末まで行われないという。