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世界原油需要、今年は最大日量1000万バレル減=ロシア・エネ相

ロイター / 2020年9月5日 1時49分

 4日、ロシアのノバク・エネルギー相は新型コロナウイルス感染拡大の影響で世界的な原油需要は2020年は日量900万─1000万バレル減少するとの見方を示した。写真はノバク・エネルギー相。2019年10月撮影(2020年 ロイター/Evgenia Novozhenina)

[モスクワ 4日 ロイター] - ロシアのノバク・エネルギー相は4日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で世界的な原油需要は2020年は日量900万─1000万バレル減少するとの見方を示した。

石油輸出国機構(OPEC)も今年の世界的な原油需要は日量906万バレル減少するとの見通しを示している

ノバク氏は記者会見で、原油価格は21年に1バレル=65ドル近辺に上昇する可能性があると予想。ただ、ボラティリティーは高いとの見方を示した。

原油価格については、米ゴールドマン・サックスが北海ブレント先物 は21年第3・四半期までに65ドルに達すると予想。21年全体の平均は59.40ドルになるとの見方を示している。

これについてノバク氏は、ゴールドマンよりは控えめな見方を持っているとし、21年の平均は50─55ドルと予想していると述べた。

北海ブレント先物は4月に16ドルを下回る水準に下落し、21年ぶりの安値を更新。現在は44ドル近辺で推移している。

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