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イラン、さらなる拘束者取引に応じる用意ある=外相

ロイター / 2020年12月4日 12時32分

 イランのザリフ外相は3日、英国とオーストラリアの二重国籍を持つ女性学者カイリー・ムーアギルバートさんを解放する見返りにタイで拘束されていた3人のイラン人が解放された例を踏まえ、さらにこうした取引を行なう用意があると表明した。写真は11月に解放されたカイリー・ムーアギルバート氏で提供動画から(2020年 ロイター/IRIBNEWS/WANA)

[ローマ 3日 ロイター] - イランのザリフ外相は3日、英国とオーストラリアの二重国籍を持つ女性学者カイリー・ムーアギルバートさんを解放する見返りにタイで拘束されていた3人のイラン人が解放された例を踏まえ、さらにこうした取引を行なう用意があると表明した。

外相は、イタリアで行われた外交関連会合にビデオで発言し、「われわれはいつでも取引に応じることができる。それは全員の利益につながる。きょうにも明日にも可能だ」と述べた。

また質問に対し、「実際、イランからいくつかの取引を提案している」と述べたが、詳細には触れなかった。

ムーアギルバートさんはオーストラリアのメルボルン大の中東政治専門家。2018年にイランで拘束され、スパイ活動を行った罪で禁錮10年の判決を受けて収監されていたが11月25日に解放された。同時にタイで3人のイラン人が解放された。

イランの革命防衛隊はここ数年、多くの二重国籍者をスパイ容疑で逮捕している。人権団体は他の国との交渉材料が目的と非難しているが、イラン側は否定している。

ザリフ外相は、欧米やアフリカで「違法に」収監されているイラン人が多数いるとしている。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

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