米製造業新規受注、12月は1.1％増 予想上回る

米商務省が４日発表した昨年１２月の製造業新規受注は前月比１．１％増と、市場予想の０．７％増を上回る伸びとなった。ウィスコンシン州ビーバーダムで２０１８年４月撮影（２０２１年　ロイター/TIM AEPPEL）

［ワシントン　４日　ロイター］ - 米商務省が４日発表した昨年１２月の製造業新規受注は前月比１．１％増と、市場予想の０．７％増を上回る伸びとなった。設備投資が堅調で製造業の力強さが当面継続することを示した。前年比は６．６％減少した。

１１月の製造業新規受注は１．３％増だった。

１２月の製造業受注残は０．３％減少。機械、電気機器、家電、一次金属、加工金属製品などの受注が堅調だった。

民間設備投資の先行指標とされる資本財から国防関連と航空機を除くコア資本財受注は０．７％増。速報値は０．６％増だった。

国内総生産（ＧＤＰ）統計で企業設備投資の算出に使われるコア資本財の出荷は０．７％増。速報値は０．５％増だった。