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OPECプラス、原油追加増産見送り 閣僚級会合

ロイター / 2021年11月5日 3時18分

石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどの非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は4日に開いた閣僚級会合で、協調減産幅を毎月日量40万バレルずつ縮小する現行の計画を12月も維持することで合意した。2020年3月撮影(2021年 ロイター/Essam Al-Sudani)

[ロンドン/ワシントン 4日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどの非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は4日に開いた閣僚級会合で、協調減産幅を毎月日量40万バレルずつ縮小する現行の計画を12月も維持することで合意した。

米国は原油価格上昇を抑制するために追加増産を実施するよう求めていた。

OPECプラスの関係者は、米国が世界経済の回復加速支援を望むなら米国自身に増産する能力が十分あると述べた。

ロシアのノワク副首相は、OPECプラスが追加増産を見送った理由について「欧州連合(EU)では10月に石油需要が減少した兆候が見られた。世界の石油需要は新型コロナウイルスのデルタ変異株になお圧迫されている」と述べた。

これを受け、米国の国家安全保障会議(NSC)報道官は「世界的な景気回復が需要と供給のミスマッチで阻害されてはならない」とし、OPECプラスは世界的な景気回復に向け利用できる力を利用する意思がないようにみえると非難した。

また「バイデン大統領は、米国民はガソリンなどのエネルギーを手頃な価格で利用できるべきだと考えており、市場の監視を続け、必要に応じてあらゆる措置を講じる準備を整えるよう指示した」と述べた。

OPECプラスは12月2日に再び会合を開く。

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