1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

中国・西安市、新規感染者の伸び鈍化でも抑制策緩めず

ロイター / 2022年1月4日 17時0分

新型コロナウイルス感染拡大を背景とするロックダウン(都市封鎖)の導入からほぼ2週間が経過した中国陝西省の西安市は、新規感染者の伸びが鈍化し始めているものの、感染抑制策を「厳格かつ適切に」実行する方針だ。写真は2021年12月、西安市で撮影(2022年 cnsphoto via REUTERS)

[北京 4日 ロイター] - 新型コロナウイルス感染拡大を背景とするロックダウン(都市封鎖)の導入からほぼ2週間が経過した中国陝西省の西安市は、新規感染者の伸びが鈍化し始めているものの、感染抑制策を「厳格かつ適切に」実行する方針だ。

4日の公式データによると、西安で3日に臨床症状が確認された市中感染者は95人。12月24日以降初めて2日連続で100人を下回った。

陝西省トップの劉国中・省共産党委員会書記は「やらなければならないさまざまな仕事を強化するのみだ」と指摘。感染抑制対策は今が正念場だと述べた。

西安では今回の感染拡大局面が始まった12月9日以降、累計の感染者数は1700人超となっている。

西安市政府が4日に公表した文書によると、劉書記は西安の主要地域での集団検査では誰も見逃すべきではなく、農村部では「家のドア」を注意深く見守り、人々が移動規制を順守しているかどうかを確認する必要があると述べた。

多くの人々は、緊急の事情がある場合を除き、居住する敷地からの外出を禁じられている。生活必需品へのアクセスも制限されており、多くの人が買い物にも出られず、配達に頼っている状態だ。

西安の感染者数は、世界の多くの感染流行地域に比べれば少ないものの、中国政府は2月の冬季五輪や年内に開かれる共産党大会を控えて、感染者の発生を抑えようと躍起になっている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください