米政府、ファイザーのコロナ飲み薬調達量を倍増 納入も前倒し
ロイター / 2022年1月5日 5時36分
米ホワイトハウスは4日、米ファイザーから供給を受ける新型コロナ経口治療薬「パクスロビド」の量を2000万回分に倍増させたと明らかにした。2021年11月撮影(2022年 ロイター/Pfizer/Handout via REUTERS)
[4日 ロイター] - 米ホワイトハウスは4日、米ファイザーから供給を受ける新型コロナ経口治療薬「パクスロビド」の量を2000万回分に倍増させたと明らかにした。
供給を受ける時期も3カ月前倒しし、約400万回分が1月末までに、1000万回分が6月までに納入される。
政府は昨年11月、ファイザーからパクスロビド1000万回分の供給を受ける契約に調印。その際、ファイザーに52億9000万ドルを支払うとしていた。ファイザーは今回の追加分の価格などに関する情報は明らかにしていない。
米当局者は、ファイザーの製造が遅延すれば、政府は防衛生産法(DPA)などを利用して加速化を図る可能性があるとしている。
米食品医薬品局(FDA)は昨年12月22日、ファイザーのパクスロビドの緊急使用を承認。翌日に米メルクの新型コロナ経口治療薬「モルヌピラビル」についても、重症化リスクの高い成人に対する使用を許可した。
政府はメルクのモルヌピラビルについて、1回当たり700ドルで最大500万回分調達する契約を結んでいる。
米国でも感染力の強いオミクロン変異株による感染急拡大に歯止めがかかっておらず、ロイターの集計によると3日時点の新規感染者が約100万人に達した。
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