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ロシアの軽油輸出禁止、近く一部解除も=現地メディア

ロイター / 2023年10月4日 18時56分

 10月4日、ロシアの日刊紙コメルサントは、匿名筋の情報として、同国政府が数日中に軽油の輸出禁止措置を一部解除する用意があると報じた。写真は昨年12月、ナホトカ湾で撮影(2023年 ロイター/Tatiana Meel)

[4日 ロイター] - ロシアの日刊紙コメルサントは4日、匿名筋の情報として、同国政府が数日中に軽油の輸出禁止措置を一部解除する用意があると報じた。

禁輸措置が解除されるのはパイプライン経由の輸出のみで、卸売価格の高騰を避けるため、輸出枠を設定する可能性があるという。

ガソリン輸出の禁止は当面継続する。

タス通信によると、シュルギノフ・エネルギー相は燃料輸出の一部解禁について政府のあらゆるレベルで議論してきたと述べた。燃料市場の規制に関する追加決定が近く発表されるだろうと語った。

コメルサントはノバク副首相が4日に石油会社と毎週定例の会合を開き、輸出解禁について協議すると伝えた。

政府は先月21日、ガソリン・軽油価格の上昇を抑制するため、輸出を禁止。ノバク副首相は先週、輸出禁止の効果がない場合、輸出枠を設定する可能性があると述べた。

ノバク氏は3日、燃料輸出禁止措置の期限を設定していないと述べた。アナリストの見方は分かれており、JPモルガンが数週間続くと予想する一方、FGEエナジーはロシアのガソリン在庫の補充には最大2カ月かかる可能性があると指摘した。

国内取引所ではガソリン・軽油価格の下落が続いており、輸出禁止後、ガソリンは10%近く、軽油は23%値下がりした。

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