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米共和スカリス・ジョーダン両氏、下院議長に立候補

ロイター / 2023年10月5日 8時58分

米議会下院で野党・共和党のマッカーシー議長の解任動議が可決されたことを受け、共和党のジム・ジョーダン議員が4日、次期議長に立候補を表明した。写真は10月4日、記者団の質問に答えるジム・ジョーダン議員(2023年 ロイター/Evelyn Hockstein)

David Morgan Moira Warburton Richard Cowan

[ワシントン 4日 ロイター] - 米議会下院で野党・共和党のマッカーシー議長が解任されたことを受け、下院共和ナンバー2のスティーブ・スカリス院内総務(57)とジム・ジョーダン議員(59)が4日、次期議長に立候補を表明した。

共和が多数派を占める下院でさらに立候補者が増える可能性があり、後任選びが難航すれば現行つなぎ予算の期限となる11月18日以降の予算に関する協議の遅れにつながる恐れがある。

スカリス氏はかねてからマッカーシー氏の後任の最有力候補と目されており、党内の支持固めを狙い既に共和議員と内々に協議を重ねてきた。マッカーシー氏よりも保守的と見なされている。血液がんと診断され、治療を受けていると8月に公表している。

スカリス氏は共和党員への書簡で「われわれは一致団結して一つの方向を向き、この国を正しい軌道に戻す必要がある」と訴えた。

ジョーダン議員は現在、下院司法委員長を務めており、民主党のバイデン大統領の弾劾調査に関与している。保守強硬派の議員連合「フリーダム・コーカス(自由議連)」の創設メンバーの一人だが、その後にマッカーシー氏と協力関係を築いた。トランプ前大統領を支持している。

ジョーダン氏は共和党員への書簡で「この国を改善し、われわれが結束して真の解決策を示すための変革に注力する余地がある」として下院共和が一体となる必要性を強調した。

下院共和の保守派議連「共和党研究委員会」のトップであるケビン・ハーン議員も出馬を検討していると明らかにした。

大統領継承順位が副大統領に次ぐ2位の要職である下院議長の解任動議が米国で可決されるのは初めて。マッカーシー氏の解任に伴い、共和党指導部のパトリック・マクヘンリー議員が臨時議長を務めている。

共和党は11日に次期下院議長を選ぶ投票を実施。その前日には候補者の意見を聞くための会合を開く。

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