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米国株式市場=反発、ナスダック主導 予想下回る米民間雇用の伸び受け

ロイター / 2023年10月5日 6時34分

米国株式市場は主要株価指数が反発して取引を終えた。最新の経済指標で9月の米民間部門雇用者数の伸びが予想を下回ったことを受けた。(2023年 ロイター/Carlo Allegri)

Caroline Valetkevitch

[ニューヨーク 4日 ロイター] - 米国株式市場は主要株価指数が反発して取引を終えた。最新の経済指標で9月の米民間部門雇用者数の伸びが予想を下回ったことを受けた。

ナスダック総合が1%超上昇し、指数の上げを主導した。

S&P総合500種の主要セクターでは一般消費財が約2%高と上昇率が最大だった。通信サービスと情報技術も上げが目立った。米国債利回りが16年ぶりの高水準から低下したことが支援した。

企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)が4日発表した9月の全米雇用報告によると、民間部門雇用者数は8万9000人の増加で、ロイターがまとめた予想の15万3000人を大きく下回った。

これを受け、利上げや金利高止まり長期化を巡る投資家の懸念が緩和した。

ウェルススパイア・アドバイザーズの上級副社長兼アドバイザーのオリバー・パーシェ氏は「テクニカル的にはおそらくやや売られすぎだ」と語った。

このところの売りでS&P500は200日移動平均線付近まで下落していた。

パーシェ氏は「9月にストラテジストと投資家の見方に変化があった。金利は長期にわたって高水準にとどまり、米連邦準備理事会(FRB)が早期に利下げに踏み切るという考えは虚構であるということがようやく浸透したようだ」と語った。

同日発表された別の指標では、8月の製造業新規受注が前月比1.2%増と、伸びが予想の0.2%を大きく上回った。市場では6日発表される米雇用統計が注目される。

この日はアマゾン・ドット・コムなど一部の大型株が買われた。

フォード・モーターは第3・四半期の米自動車販売台数が約8%増加したものの、株価はほぼ横ばいだった。

米取引所の合算出来高は105億株。直近20営業日の平均は106億3000万株。

ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.45対1の比率で上回った。ナスダックでは1.30対1で値上がり銘柄が多かった。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 33129.55 +127.17 +0.39 33034.18 33156.45 32873.23

前営業日終値 33002.38

ナスダック総合 13236.01 +176.54 +1.35 13092.92 13258.76 13072.51

前営業日終値 13059.47

S&P総合500種 4263.75 +34.30 +0.81 4233.83 4268.50 4220.48

前営業日終値 4229.45

ダウ輸送株20種 14724.89 +43.02 +0.29

ダウ公共株15種 794.08 +4.71 +0.60

フィラデルフィア半導体 3424.92 +48.34 +1.43

VIX指数 18.58 -1.20 -6.07

S&P一般消費財 1259.10 +24.38 +1.97

S&P素材 492.44 +5.81 +1.19

S&P工業 846.68 +3.23 +0.38

S&P主要消費財 722.87 +5.25 +0.73

S&P金融 542.83 +4.45 +0.83

S&P不動産 208.42 +2.33 +1.13

S&Pエネルギー 657.91 -22.89 -3.36

S&Pヘルスケア 1492.70 +6.74 +0.45

S&P通信サービス 225.17 +2.85 +1.28

S&P情報技術 2926.80 +36.17 +1.25

S&P公益事業 288.17 -0.25 -0.09

NYSE出来高 9.85億株

シカゴ日経先物12月限 ドル建て 30735 + 335 大阪比

シカゴ日経先物12月限 円建て 30710 + 310 大阪比

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