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NY市場サマリー(4日)株反落、ドル上昇、10年債利回り3カ月ぶり低水準から上昇

ロイター / 2023年12月5日 7時25分

<為替> 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが上昇した。米連邦準備理事会(FRB)が近く利下げに踏み切るとの見方からドルは3週連続で下落していたが、切り返した。

ドル指数は0.54%高の103.67。ユーロ/ドルは0.49%安の1.0828ドルとなった。

マネックスUSAのFXトレーダー、ヘレン・ギブン氏は「反動が出ているようだ。年末に向けてわれわれが予想していたような水準に回復するとの期待が再構築されつつある」と述べた。

暗号資産(仮想通貨)では、ビットコインが2022年4月以来の高値となる4万2100ドル超まで急騰した。米当局がビットコインの現物に投資する上場投資信託(ETF)を近く承認するとの観測を受けた。終盤は4万1912ドルだった。

投資会社ファインキアのリサーチアナリスト、マッテオ・グレコ氏は「承認されれば従来の金融投資家からの短期資本流入が見込まれ、上昇傾向が加速する一方、承認されなかった場合は市場参加者の承認期待が高いため、短期的には価格にとってネガティブな反応をを引き起こす可能性がある」と述べた。

<債券> 米金融・債券市場では、10年債利回りが3カ月ぶり低水準から上昇した。8日に雇用統計の発表を控える中、トレーダーは先週の米連邦準備理事会(FRB)高官のハト派的発言を受け、FRBが早ければ3月にも利下げに踏み切る可能性を引き続き織り込んでいる。

この日は特に材料視されるものはなかったが、今週は重要指標が発表されるため、市場は不安定な動きを見せる可能性がある。

10年債利回りは6ベーシスポイント(bp)上昇し4.288%となった。先週は9月1日以来の低水準となる4.198%を付けていた。

2年債利回りは9bp上昇し4.658%。先週は4.540%と、6月13日以来の低水準を記録した。

フェデラルファンド(FF)金利先物市場では、3月に利下げが行われる可能性を50%以上とみているほか、2024年12月までに122bpの利下げが行われると予想している。

<株式> 米国株式市場は反落して取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)が来年早い時期にも政策金利を引き下げるとの期待が広がる中、今週発表の雇用統計を前に警戒感が出た。

米国債利回りの上昇が重しとなって超大型株のマイクロソフト、アップル、エヌビディア、アマゾン・ドット・コムが売られ、S&P総合500種が下落した。

一方、小型株は買われた。ラッセル2000指数は約1%高となり、年初来の上昇率は約7%となった。

米国株はこのところ、堅調な企業決算やFRBが早ければ来年3月にも利下げを開始するとの思惑から上昇してきた。S&P500は先週末1日、パウエルFRB議長の発言を受けて主要政策金利がピークアウトしたとの見方が強まり、終値ベースの年初来高値を更新していた。

グローバルト・インベストメンツのシニアポートフォリオマネジャー、トム・マーティン氏は「非常に重要なFRBの会合を控えている。なぜ重要かというと、来年早期にFRBが利下げするとの見方が市場で急浮上したためだ」と述べた。

<金先物> ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、前週末に史上最高値を更新した後を受けて利益確定の売りが膨らみ、反落した。

この日は、早期利下げ期待による買い過熱感が一服し、持ち高調整や利益確定の売りが先行した。米長期金利が再び上昇に転じ、外国為替市場でドル高・ユーロ安基調が強まると、ドル建てで取引される商品の割高感が強まり、金の売りが加速。相場は一気に30ドル程、レンジを切り下げる場面もあった。

ただ、売り一巡後は落ち着いた値動きとなった。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は前週末1日の講演で、追加利上げの可能性を残していることを明示し、市場で急速に広まる早期利下げ期待をけん制。一方、市場はパウエル氏の発言は想定ほどタカ派寄りではなく、利上げ局面が終了に近づいたと受け止め、FRBは早ければ来年3月にも政策金利の引き下げに踏み切るとの観測が台頭している。

市場関係者の間では、利下げ観測が行き過ぎと判明すれば目先は2000ドルを割り込む可能性もあるものの、その場合には押し目買いが入り、強地合いが継続するとの声が聞かれた。

<米原油先物> ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」による自主減産方針を巡って懐疑的な見方が広がる中で売られ、3営業日続落した。

OPECプラスは11月30日の閣僚級会合で、2024年の原油生産方針について、現行の協調減産を維持した上で、一部の国が自主的に減産することを決めた。ただ、OPEC加盟の一部の国から抗議の声が上がるなど、減産の行方に関しては懐疑的な見方が広がっており、相場の重しとなっている。アンゴラはOPECに書簡を送り、24年の自国の生産目標が縮小されたことに対して決定は全会一致ではないとして抗議したと報じられた。

また、外国為替市場では対ユーロでドル買いが優勢。ドル建てで取引される商品に割高感が生じ、原油の上値を抑える展開となった。

ドル/円 NY終値 147.20/147.23

始値 146.54

高値 147.48

安値 146.48

ユーロ/ドル NY終値 1.0836/1.0837

始値 1.0867

高値 1.0875

安値 1.0805

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 105*18.00 4.4133%

前営業日終値 105*16.00 4.4170%

17時05分 101*30.00 4.2587%

10年債(指標銘柄)

前営業日終値 102*07.00 4.2240%

5年債(指標銘柄) 17時05分 100*23.25 4.2118%

前営業日終値 100*31.50 4.1540%

2年債(指標銘柄) 17時05分 100*14.25 4.6374%

前営業日終値 100*18.50 4.5670%

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 36204.44 -41.06 -0.11

前営業日終値 36245.50

ナスダック総合 14185.49 -119.54 -0.84

前営業日終値 14305.03

S&P総合500種 4569.78 -24.85 -0.54

前営業日終値 4594.63

COMEX金 2月限 2042.2 ‐47.5

前営業日終値 2089.7

COMEX銀 3月限 2490.7 ‐95.0

前営業日終値 2585.7

北海ブレント 2月限 78.03 ‐0.85

前営業日終値 78.88

米WTI先物 1月限 73.04 ‐1.03

前営業日終値 74.07

CRB商品指数 267.6117 ‐3.1602

前営業日終値 270.7719

*表中のレートを更新し、米株リポートの内容を追加して再送します。

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