韓国ＣＰＩ、11月は前年比＋3.3％ 予想以上に鈍化

　韓国統計局が１２月５日発表した１１月の消費者物価指数（ＣＰＩ）は前年比３．３％上昇した。伸び率は前月の３．８％から鈍化し、市場予想の３．７％も下回った。２０１８年５月、蔚山の市場で撮影（２０２３年　ロイター/Kim Hong-Ji）

[ソウル ５日 ロイター] - 韓国統計局が５日発表した１１月の消費者物価指数（ＣＰＩ）は前年比３．３％上昇した。伸び率は前月の３．８％から鈍化し、市場予想の３．７％も下回った。

上昇率は１０月まで３カ月連続で加速していた。

前月比では０．６％下落。２０２２年１１月以来のマイナスで、２０年１０月以来の大幅下落となった。

変動の激しい食品とエネルギー価格を除いたコアＣＰＩは前年比３．０％上昇と、前月の３．２％上昇から鈍化し、２２年３月以来の低い伸び率となった。